口の中にぷくっとできものができた。なんですか

今日は、頻繁に来院される方がいる粘液嚢胞(粘液停滞嚢胞)についてご説明します。
どこにできるか?
粘液嚢胞は発生部位は下唇すなわちくちびるにできることがおおく、舌の先などにもおおくできます。舌尖部の下側にもにられますが、Blandinnuh嚢胞ともよばれます。他に頬粘膜というほっぺたのうちがわのできるものもあります。
年齢、性別は?
おもに小さいお子さんなどにできることがおおいです。詳し言うと10未満から30際までに平均てきにおおく、50歳以上は比較的すくないです。
性別の差はほぼないとおもわれています。
どんな形してるの?
おもなものはぽつんと2から3ミリほどのみずぶくれのような形をしているものがおおいです。くわしくいうと1センチをこてるものはあましありません。透明感のあるつるんとした赤紫いろをしています。ピンク色をしているものもあります。
なにが原因なの?
唇の粘膜のしたに唾液が溜まったものです。唾液腺のでるところは耳下腺、舌下腺、顎下線などがあり、ここから口になかに細い管がたくさんのびてます。なんらかので排出できなくなり停滞しふくれたものでです。舌をかむことによって小唾液腺がきずついたことによっておこるなどともいわれていますが原因は、くわしくはわかっていません。
舌下腺の部分にできたものはガマ腫などとよばれます。組織検査をすると、肉芽そしきのいろりろな厚さの壁を持った嚢胞のようなそしき、炎症細胞、
唾液組織、唾液腺組織などがみうけられます。
潰したら消えたんだけど?
なかの粘液がでたことによってちいさくなりますが、つまった唾液腺がまだそんざいすると再発します。
治療法は?
切除です。麻酔をして行うので麻酔の針はちょこっと痛いだけで切除最中は痛みをかんじません。
臨床症状としてにているものとして、唾液腺腫瘍などがあります。
これも、耳下腺、顎下腺、舌下腺などの腫瘍ができたものです。
良性腫瘍のひとつにワルチン腫瘍とよばれるものがあるのですが、これは、喫煙によって引き起こされる可能性があります。また、一般的な腫瘍とおなじように、度重なる刺激、アスベスト、クロム、x線などが関連性があるといわれています。アスベストちは、天然に採取される鉱物の一種(
石綿)とよばれるものです。



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