顎関節症と頭痛

こんにちは!スタッフのKです。今回は顎関節症と頭痛の関係についてお話します。
顎関節症は顎の痛みや、口を開けたり閉じたりすると音がしたり、口を開けにくいなどの症状が出るような顎運動での異常が生じる障害です。日本人の2人に1人は経験すると言われるほどたくさんの人がなってしまう病気です。その顎関節症は頭痛を引き起こしてしまう可能性があります。耳の前の方が痛むような頭痛で、骨の構造によるものだと片側、筋肉が原因の場合は両側の頭痛が生じます。

顎関節症による頭痛と似たような痛みを引き起こす、緊張型頭痛というものとは治療法が異なるので区別する必要があります。顎関節の症状によって痛みが変化するのであれば、顎関節治療するようにしてください。

ご自身で頭痛を和らげる方法をいくつかご紹介します。
まずは硬いものを避けて食事するようにしてください。硬い食べ物は顎に負担をかけるのでより悪化させてしまう危険性があります。なのでなるべくやわらかいものを食べるようにしましょう。2つ目としては、患部を冷やすという方法があります。顎だけでなく頸椎周辺の筋肉も硬直している場合もあります。氷水や保冷剤などで冷やしてみるといいかもしれません。3つ目は、ストレッチやマッサージによる緩和方法です。筋肉が収縮していると、頭痛を引き起こす神経を刺激しやすくなります。首や肩、顎は連動しているので周辺の筋肉をほぐしてあげましょう。最後に、日常においての姿勢や動作に気をつけてください。生活習慣によって顎関節症になるケースも少なくありません。頬杖をついたり、同じほうでものを噛むなどをすると顎に負担がかかります。また、画面を見るときに顎を突き出すような姿勢は筋肉が硬直してしまい、首の筋肉が強張りやすいので顎関節に影響するかもしれません。姿勢を正しくし、顎に大きく負担をかけないようにしましょう。

頭痛の他にもいくつか副症状があります。まず歯ぎしりや噛み締めがあります。顎関節の位置がずれると顎の筋肉にストレスがかかって緊張状態になります。緊張状態にあると顎の筋肉は歯の噛みしめを促進してしまい、寝ているときでも食いしばってしまいます。このように過剰に噛みしめてしまうと咬合力が増大し、歯並びへの負担となります。歯に力が加わると歯並びがどんどん変わっていってしまい、歯並びに影響してしまいます。また、そうなると歯周病に繋がる可能性もあります。
また、顎の位置がずれるとのどに異物感を感じやすくなってしまいます。重症化すると呼吸困難や痺れにもつながるので注意してください。
そのほかにもめまいや痺れなどさまざまな不調を引き起こす可能性があるので、日ごろから注意して顎関節症を防ぎましょう。


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