矯正治療は長い期間をようするために、矯正装置を装着した生活に不安を覚える人も多く、矯正歯科に今一歩踏み出せないとご相談を頂くことも多くあります。
そこで今回は、矯正治療中の生活の中での注意点や、矯正治療中の歯磨きの仕方などを詳しくご紹介していきましょう。
矯正治療中の注意点
矯正治療中は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を各歯に装着し、歯を移動させるためにワイヤーを使用します。そのために24時間、数カ月から数年に渡り矯正装置を歯に装着して生活をしなければなりません。小さなお子さんから大人まで、乱れた歯列を改善させようと長い時間をかけておこなう歯科矯正治療ではあるからこそ、矯正治療中のトラブルを避けるためにも、矯正治療中の注意点を理解した上で治療に取り組みましょう。
食べられないものはあるの?
矯正装置を装着している場合は、矯正装置をつける以前のように、なんでも気にせずに食べることは難しく、食べる際には注意しましょう。
【硬い食べもの】
おせんべいや氷、フランスパン、などは硬く矯正装置にぶつかり外れる可能性があります。
・せんべい
・アイスキャンディー
・氷
・りんご丸かじり
・フランスパン
【粘着性のある食べもの】
矯正装置に付着し装置が外れてしまう可能性があります。
・お餅
・キャラメル
・ガム
【甘い食べもの】
矯正治療中は虫歯になりやすいため、甘いものは極力控えましょう。
・チョコ
・飴
・ケーキ
・クッキー
【食物繊維の多いもの】
繊維が矯正装置にひっかかりやすく、注意が必要です。
・ほうれん草
・春菊
・えのきだけ
矯正治療中の歯磨きの仕方
矯正治療中は矯正装置の清掃も欠かせません。矯正装置や歯と矯正装置の間には歯垢が溜まりやすく、正しく磨けずに放置していては虫歯になりかねません。矯正治療をおこないお口の中の環境を改善すべく治療をおこなっているのにもかかわらず虫歯になっていては、もともこもありません。矯正治療中の正しい歯磨きの仕方を身に付けましょう。
【清掃アイテムを使い分けよう】
・歯ブラシ
歯ブラシの硬さは“やわらかめ”を選択し、優しい力で細かく動かしながら磨きましょう。
・タフトブラシ
細かい部分をピンポイントに磨ける、タフトブラシを併用し、矯正装置や矯正装置と歯の間などを磨きましょう。(画像の黄色いブラシがタフトブラシです。)
・歯間ブラシ
歯と歯の間を清掃します。サイズがSSS.SS.S.M.L.LLとあるため、小さいサイズから試し自分にあったサイズを見つけましょう。
【矯正中の歯磨きの仕方】
・必ず鏡を見ながらおこないましょう
・矯正装置であるブラケットと歯の間に歯ブラシの毛先がはいるように、上から斜め45度、下から斜め45度に歯ブラシをあて磨きましょう。
・ワイヤーの下の歯と歯の間は、歯ブラシを縦に持ち替えて磨きましょう。
・矯正装置と歯の間だけではなく、歯と歯肉の境目も忘れずに磨きましょう。
世田谷区下高井戸駅から徒歩3分、駅から近い高峰歯科医院は
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