こんにちは。高峰歯科スタッフのＯです。本日は入れ歯安定剤の使い方についてお話ししたいと思います。入れ歯安定剤は、必ず使用しなければならないというものではありません。理想的には入れ歯安定剤は使用しない方が望ましいとされています。何故かと言いますと、入れ歯安定剤を日常的に使用し続けると噛む力が弱ってしまう可能性があるためです。しかし、入れ歯安定剤は一時的に入れ歯の痛みを和らげたりする為に有効であるといえます。どうしても入れ歯が合わなくて痛いという場合は、かかりつけの歯医者さんにご相談ください。入れ歯安定剤は正しい使い方をするのがとても大切です。
世田谷区下高井戸駅から徒歩3分、駅から近い高峰歯科医院は
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ご予約は03-3321-4180までお電話ください。
入れ歯安定剤の正しい使い方
入れ歯安定剤にはパウダータイプやクッションタイプ、クリームタイプなどいくつか種類があります。入れ歯にも、金属が使われている金属床や、金属が使われていないタイプなどがあり、それぞれ相性のいい入れ歯安定剤と相性の悪い入れ歯安定剤があります。入れ歯安定剤を正しく使用するためには現在使用している入れ歯がどのような材質からできているかを踏まえた上で入れ歯安定剤の種類を選ぶ事が大切です。
入れ歯安定剤を使う際の注意
①長時間の使用は避ける
入れ歯安定剤は、食事などの際により入れ歯がしっかりと安定するためとても便利ですが、長時間使うことにより歯茎が痩せるなどの症状が出てくることがあります。したがって入れ歯安定剤の長時間の使用は避けるようにしましょう。
②寝たきりの方・介護が必要な方は使用を避ける
寝たきりの方や介護が必要な方は、万が一にも入れ歯安定剤を誤飲するリスクを避けるため、入れ歯安定剤の使用はお控えください。
③お口の中に傷がある場合は使用は避ける
お口の中に傷がある場合は、入れ歯安定剤によって傷が悪化してしまう可能性があります。したがって、お口の中に傷がある場合は入れ歯安定剤の使用を中止し、治ってから使うようにしてください。
クリームタイプの入れ歯安定剤の使い方
クリームタイプの入れ歯安定剤はプラスチック床・金属床ともに使うことができます。また、部分入れ歯・総入れ歯両方に適用可能です。クリームタイプはクッションタイプに比べて使用が簡単で粘着力が高いという特徴があります。注意点としては、唾液によって常に溶けだしているため、就寝する前に必ず綺麗にするようにしてください。そのままにしておくと細菌が繁殖し、虫歯や歯周病の原因になりかねません。クリームタイプは使用が簡単な一方、掃除が難しいというデメリットがあります。
クッションタイプの入れ歯安定剤の使い方
クッションタイプの入れ歯安定剤は唾液で溶けだしにくく食事の邪魔になりにくいという特徴があります。ご使用の際には入れ歯を綺麗に洗って汚れをおとし、乾燥させてから安定剤を塗ってください。注意点としては、金属床の入れ歯には使用できないものがあるため、ご自分の入れ歯の材質をチェックして使用してください。クリームタイプと異なり、一回入れ歯に塗った後、2、3回はそのままご使用いただけます。入れ歯のがたつきが大きい場合はクリームタイプよりクッションタイプの入れ歯安定剤がおすすめです。
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